中々寝付けない、寝たいのに眠れない、眠りが浅くて何度も目が覚めてしまう…など、睡眠専門の外来があるほど、睡眠にまつわるお悩みは尽きないものだと感じます。
決めごとがある方にも出会ったことがあります。
「30分経っても眠れなかったら、お薬を飲みます」と。
背骨コンディショニングの体操を行った日は、グッスリと眠れる!という声は多数届きます。
創始者、日野秀彦 先生の矯正を受けた方の体験談の中に、「5年間眠れなかったのに、矯正後眠れるようになった」とおっしゃった方がいました。
さて、皆さんにもお考え頂きたいと思います。
眠りを妨げる、眠りの質を下げてしまう原因は?
思い浮かべることの一つは、自律神経の乱れではないでしょうか。
ストレスが自律神経を乱します。
朝型と夜型、昼夜逆転してしまうのも、自律神経が関係していますよね。
自律神経がどうなっているの?
自律神経は、互いに正反対の作用がある、交感神経と副交感神経で成り立っています。交感神経は背骨の両側に並び合い神経節(という神経の固まり)や神経叢(神経の束)を作ります。副交感神経は、首や仙骨から出るいくつかの限られた場所から成り立っています。これらが絡み合いながら全身に分布しているので、猫背だと神経が引っ張られて伝導異常を引き起こします。
む…難しいですかね。お桃のシンプルに伝えるコーナー!
<背骨理論>
神経が引っ張られると、伝導異常を引き起こします。
×
<神経は2種類/どちらも背骨から出ています>
①中枢神経
②末梢神経(体性神経と自律神経)←自律神経出ました~。
<まとめ>
背骨が歪むと、神経という神経が引っ張られますよ!自律神経も異常を引き起こす
これでイメージが湧きますでしょうか。
さて!睡眠と自律神経、そして背骨コンディショニングが結びついた!?所で、体験談をっご紹介しますね。
指導者としておススメできる体操は、いくつかあります。体験談として様子をジェスチャーしながら教えて下さった体操は一つでした。
「体操は、その一つだけですか?」と思わず確認しましたが「この一つです!」と元気いっぱい、笑顔で答えて下さいましたよ。
その体操はこちら!胸開きです。
<胸開きについて>
目的:胸椎ゆるめ(同時に肩をゆるめる)
①両膝を揃えて90度に曲げて、横向きに寝ます。背筋を伸ばし、両手は前に伸ばします。
②上側の手を開いたり、閉じたりを30往復繰り返します
③向きを変えて同様に行います。
横になった状態で行えるのも嬉しいですよね。動きも簡単ですし、好きな方も多い体操なんですよ。
皆さまもぜひ「胸ひらき」を行ってみて下さいね。
「体験談を記事にアップしても良いよ~」という方がいらっしゃいましたら、体験談をお送りくださいね。背骨コンディショニングの補足説明を加え、記事にさせて頂きたいと思っています。
0コメント